【映画】モンスターズ 新種襲来

新宿シネマカリテ。
55点。
行方不明となった仲間の捜索のため、米軍の小隊が中東へ派遣されます。現地の武装勢力と戦火を交える中で1人また1人と銃弾に倒れていく兵士たち。軍曹と若い2等兵だけが最後まで生き残るが、その軍曹もまた精神に異常を来たしてしまう。彼ら2人が最後に見たものは...

モンスターは巨大な野生動物のように戦場の背景として描かれるだけです。この映画の主張が反戦であるなら全く意味がない存在となっています。あえて意味付けするのなら、中東は底なしの闇が広がる世界であり、米軍がいくら武力を行使しても改善することはないことをモンスターに託しているのでしょうか。例えそうであるにしても2時間近くも時間を費やす必要はないでしょう。中盤にモンスターが胞子を拡散する場面があります。無理矢理こじつけるならテロが世界に拡散していくことを象徴しているのでしょうか。
全くの駄作。